「あるくとって結局いくら稼げるの?」 「応募しても全然当たらないんだけど…」 「ポイントが交換できないのはなぜ?」 「そもそも怪しいアプリじゃないの?」 こうした疑問を持ってこの記事にたどり着いた方に向けて、aruku&(あるくと)を忖度なしでレビューします。 良い点だけを並べるのではなく、期待とのズレが起きやすいポイントを先に正直にお伝えします。
あるくと(aruku&)とは?基本情報
aruku&(あるくと)は、スマホを持って歩くだけでポイントや応募カードが貯まるウォーキングアプリです。 運営はTOPPANグループの株式会社ONE COMPATH(旧・株式会社マピオン)で、2016年11月からサービスが続いています。 単なる歩数計ではなく、マップ上に現れる住民キャラクターに話しかけ、依頼された歩数を制限時間内に達成していくというゲーム要素が中心にある点が最大の特徴です。 2024年9月には現金や電子マネーに交換できる「aruku&ポイント」が導入され、抽選頼みだった従来の仕組みから一歩前進しました。 自治体や企業の健康増進施策にも採用されており、法人向けの「aruku& forオフィス」も提供されています。
| アプリ名 | aruku&(あるくと) 歩いてポイントが貯まる歩数計アプリ |
|---|---|
| ジャンル | 歩数計 / ウォーキング / ポイ活・ヘルスケア |
| 運営会社 | 株式会社ONE COMPATH(TOPPANグループ) |
| 提供開始 | 2016年11月 |
| 対応OS | iOS / Android |
| 料金 | 無料(アプリ内課金あり・広告動画あり) |
| ダウンロード数 | 210万ダウンロード突破(2024年時点) |
| 主な獲得物 | aruku&ポイント / お宝カード / ヘルスケアカード |
| 交換先 | ドットマネー経由の現金・電子マネー・他社ポイント、コープポイント、Vポイント |
【結論】稼げない・当たらないは本当か
あるくとに対する不満の大半は、アプリの出来が悪いことではなく「稼げると思って始めた」というギャップから生まれています。 実際、レートを知ってから使うか決めるだけで、評価は180度変わるタイプのアプリです。 そこでまず、あるくとで手に入るものの正体を整理しておきましょう。
3種類の「もらえるもの」を整理する
あるくとがわかりにくいと言われる最大の理由は、性質の異なる報酬が同時に存在することです。 ここを混同していると、「歩いたのにVポイントが増えない」といった誤解が生まれます。
VポイントはあくまでヘルスケアカードをVポイント賞品に応募することで付与される仕組みです。 歩数がそのままVポイントに変換されるわけではないため、この点を勘違いすると「全然貯まらない」と感じてしまいます。
交換レートと交換条件のすべて
あるくとを使う前にいちばん知っておくべき数字がここです。 aruku&ポイントの交換レートは公式に案内されており、内容は次のとおりです。
(およそ300円相当)
数字だけを見ると、1ポイントあたりの価値がかなり小さいことがわかります。 1000歩ミッションを1日の上限まで消化しても、300円分に届くまでには相当な日数が必要です。 住民依頼やおはなしミッション、アンケートを並行して回して、ようやく現実的な速度になるという設計です。 「毎日しっかり動かして月に数百円相当」というのが、誇張のない目安と考えてよいでしょう。
交換できないときは条件を満たしていない可能性が高い
「ポイントは貯まっているのに交換ボタンが押せない」という声は少なくありません。 これは仕様であり、不具合ではないケースがほとんどです。 公式ヘルプでは、交換のために以下の条件が示されています。
| 必要ポイント | 72,000ポイント以上(300マネーへ交換) |
|---|---|
| 獲得元の条件 | 「1000歩ミッション」または「住民依頼達成後の宝箱開封」で3,000ポイント以上を獲得していること |
| 対象外 | 友達招待で獲得したポイントは上記3,000ポイントの条件に含まれない |
| 本人確認 | 不正防止のためLINEログインが必須 |
| 有効期限 | 最終獲得から180日間(失効後の復元は不可) |
招待報酬は金額こそ大きいものの、それ単体では交換条件を満たせない設計になっています。 招待を活用する場合も、1000歩ミッションと宝箱開封は必ず並行して進めておきましょう。
交換ラインが72,000ポイントと高めなので、到達までに数ヶ月かかることは珍しくありません。 その途中でアプリを開かなくなると、最終獲得から180日でポイントが失効します。 「貯めていたのに気づいたら消えていた」という事態を避けるため、間隔を空けないことが何より大切です。
あるくとの評価スコア
健康アプリとしての完成度と、ポイ活アプリとしての収益性の間に大きな差があるのが本作の特徴です。 総合点を押し下げているのは還元率と広告のわずらわしさで、アプリそのものの作りは丁寧です。
良い点・気になる点
【良い点】
- 2016年から続く長期運営で、突然のサービス終了リスクが低い
- 住民の依頼が自然に次へつながり、歩数が無理なく積み上がる
- ゲーム性が高く、単純な歩数計より圧倒的に飽きにくい
- チーム機能・ランキングで家族や友人と励まし合える
- 体重入力でもミッションが進むため、雨の日でも途切れない
- 2024年以降は現金・電子マネーへの交換にも対応
- 他の歩数計アプリと併用しても歩数は二重にカウントできる
【気になる点】
- 約240ポイントで1円相当という還元率の低さ
- 交換ラインが72,000ポイントと高く、到達まで時間がかかる
- 抽選の当選確率が低く、応募し続けても手応えを得にくい
- ポイント獲得の多くが広告動画の視聴とセット
- 起動回数が多くなるためバッテリー消費が大きい
- 賞品応募には住所の入力が必要になる
- 地方や郊外だと店舗系の依頼を受けにくい場合がある
- ポイントの有効期限が最終獲得から180日
「稼げない」と言われる4つの理由
理由1:レートそのものが低く設定されている
72,000ポイントで約300円という水準は、ポイ活アプリ全体で見ても控えめな部類です。 歩数がそのまま高額な報酬になるアプリを期待していると、最初の1週間で数字の伸びなさに驚くことになります。 これは不当というより、広告収益をユーザーに薄く広く還元するモデルだと理解するのが正確です。
理由2:効率を上げるほど広告動画の視聴時間が増える
住民依頼の宝箱は、動画を視聴して開封したときにaruku&ポイントが得られる仕組みです。 ゴールドを使って開封してもポイントは付与されません。 つまり効率を追えば追うほど動画視聴の回数が増え、「歩いて稼ぐ」というより「広告を見て稼ぐ」感覚に近づいていきます。 時給換算で考えると、ここが最も割に合わないと感じやすい部分です。
理由3:抽選枠に期待しすぎてしまう
お宝カードで応募する名産品や家電は、応募者が集中するため当選確率が非常に低くなります。 数百口応募しても一度も当たらないという声は珍しくありません。 当選報告自体は存在するので「絶対に当たらない」わけではありませんが、期待値を計算に入れるべき枠ではないのが実情です。
理由4:確実にもらえるVポイントの上限が小さい
ヘルスケアカードによるVポイントは確実にもらえる代わりに、毎日欠かさず続けても月10ポイント前後にとどまります。 確実性が高いぶん、金額の伸びしろは期待できません。 この枠は「取りこぼすと損だが、これを目的に始めるものではない」という位置づけです。
怪しい?危険性はある?安全性の検証
「歩くだけでポイントがもらえる」と聞くと、まず怪しさを疑うのは正しい感覚です。 その観点で運営元と仕組みを確認しておきましょう。
| 運営元 | 株式会社ONE COMPATH(TOPPANグループ)。電子チラシ「Shufoo!」や地図サービス「Mapion」も運営 |
|---|---|
| 運営年数 | 2016年11月から継続。10年近い運営実績 |
| 導入実績 | 企業・自治体の健康増進施策として法人向けサービスも提供 |
| 収益モデル | 広告動画・法人向けサービス・提携キャンペーンが中心 |
| 本人確認 | ポイント交換時にLINEログインが必要 |
素性の不明な開発元による短命アプリとは性質が異なり、運営基盤という点での不安は小さいと言えます。 収益源も広告と法人利用がはっきりしており、還元率の低さは裏を返せばモデルとして無理をしていない証拠でもあります。
それでも注意しておきたい3点
効率よく貯めるためのコツ
コツ1:1日の上限枠を把握して取りこぼさない
aruku&ポイントには獲得回数の上限が設定されています。 1000歩ミッションは1日10回まで、住民依頼の宝箱開封は1日30回まで、おはなしミッションは1日20回までです。 上限を意識せずに使うと、歩いているのに獲得枠を余らせるという最ももったいない状態になります。
コツ2:宝箱は動画視聴で開ける
ゴールドで宝箱を開けるとaruku&ポイントは付与されません。 急いでいないなら動画視聴を選ぶのが基本方針です。 逆に、時間を優先したい日は割り切ってゴールドを使うという使い分けも現実的です。
コツ3:ヘルスケアミッションは体重入力で確実に埋める
目標歩数を達成できない日でも、体重を入力すればスタンプは1つ確保できます。 7個で1枚のヘルスケアカードになるため、雨の日や外出しない日ほどこの入力が効いてきます。 なお、まとめて4枚で応募したほうが1枚ずつより多くのVポイントになります。
コツ4:他の歩数計アプリと併用する
歩数はスマホ側で計測されるため、複数のポイ活アプリを入れておけば同じ1歩を重複してカウントできます。 あるくとを主軸にするのではなく、還元率の高いアプリをメインに置き、あるくとはゲーム性と抽選枠を楽しむサブとして併用するのが賢い構成です。
コツ5:180日を空けない
最終獲得から180日でポイントは失効します。 忙しい時期でも、週に一度は1000歩ミッションを1回だけでも消化しておくと期限がリセットされます。 72,000ポイントという交換ラインを考えると、この習慣が最終的な成否を分けます。
ユーザーの口コミ・評判まとめ
アプリストアやレビューサイトに寄せられた声を、内容を要約して紹介します。
好意的な声
辛口な声
よくある質問
総評・こんな人におすすめ
- 運営はTOPPANグループのONE COMPATH。2016年11月から続く長期運営で信頼性は高い
- 交換レートは72,000ポイント=約300円相当。稼ぎ目的には向かない
- 抽選の当選確率は低く、期待値として計算に入れるべきではない
- 確実枠のVポイントは毎日続けても月10ポイント前後
- 一方で、住民依頼のゲーム性による「歩く習慣づけ」の性能は非常に高い
- 他の歩数計アプリと併用し、サブとして使うのが最も賢い運用
- 歩く習慣を身につけたいが、単純な歩数計では続かなかった人
- キャラクター収集やミッション消化が好きな人
- 家族や友人とチームを組んでウォーキングを楽しみたい人
- 体重記録とあわせて健康管理をしたい人
- 複数のポイ活アプリを併用していて、サブを増やしたい人
- 金額よりも「おまけがある楽しさ」を重視する人
- 歩数でしっかり金額を稼ぎたい人
- 広告動画の視聴が苦痛に感じる人
- 短期間で結果が出ないと続けられない人
- バッテリー消費をできるだけ抑えたい人
- 個人情報(住所)の登録に強い抵抗がある人
- 抽選ではなく確実な報酬だけを求めている人
あるくとは、ポイ活アプリとして評価すると物足りず、健康習慣アプリとして評価すると優秀という、評価軸によって印象が大きく変わるアプリです。 「歩いた分が現金になる」と期待して始めると、まず間違いなく落胆します。 逆に「どうせ歩くのだから、ついでに何かもらえたら嬉しい」というスタンスなら、これほど続けやすい歩数計アプリはそう多くありません。 レートと条件を理解したうえで、自分の目的に合うかどうかで判断してみてください。
※本記事は2026年7月時点の公開情報をもとに作成しています。ポイントレート・交換条件・キャンペーン内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式ヘルプをご確認ください。
※「aruku&」「あるくと」は株式会社ONE COMPATHのサービス名称です。
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